レゴ&バイオニクルのオリジナルストーリーを書いていきます。


by butanosyashinnx
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第6話 謎の男

ども^^
第6話 謎の男です。
Ⅱになってから変な男ばっかり出てますね^^;(何


あれから1週間ほど経った。
バグラーは度々(たびたび)オレの所に来たが、最初に合ったとき以来、例の話はせず、世間話をしながら酒を飲むくらいであった。
最初はオレも距離を置いていたが、時間(とき)が経つにつれそれもなくなってきた。
そしてこの日もいつもの酒場のカウンター席でオレはバグラーが来るのを待っていた。

オレの左隣の席で旅人風の全身を古くさいローブにくるんだ客が酔いつぶれている。
右隣の席では酒臭いマトランがわめきながら酒を飲んでいた。

「気をつけろ。」

低い男の声が横から聞こえた。
声のした方を振り返ってみると、例の酔いつぶれた旅人風の男がいるだけであった。
オレの知らない男だ。
ローブでよく見えなかったがずっと前を見ているようだ。
おそらく酔った勢いで男が言ったのか、オレの空耳だったのだろう。
しかしオレの予想は外れた。

「お前に言っているのだヴォクシム。」

男がそう言ったのだ。
オレは驚いた。あの男はオレの名前を言ったのだ。
しかし、そんな事はおかまいなしと言った感じで男は続けた。

「あの、バグラーと言う男、どうも臭い・・・。」

男は前をじっと見たまま口だけを動かしているようだ。
バグラーの事まで知っていたことにはさらに驚いた。

「あの男はやり手の武器商人で有名だ。」
「おそらくは、君と国とを戦わせて戦いに必要な武器を君に買わせるのが奴の目的だろう。」

「残念だがそれは違うねオッサン、オレには武器を買う金なんて無いからな」
「賭博で大損をして無一文なんだ」

オレは男に対抗していった。

「いや、君は一つ忘れている」

「何をだ?」

「君には親の残した財産がある。」
「君には今年から財産の所有権を渡される。」
「バグラーの狙いはおそらくそれだろう。」

「・・・・」

「最後にこれだけは言っておく。」
「今、お前のいる世界は、敵が味方で味方が敵の世界だ。」
「まわりをよく観察して、気をつけることだ。」

「あ、ちょっとまって・・・」
それだけ言うと男は席を立ち、向こうの人混みの中へ消えていった。
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by butanosyashinnx | 2006-11-15 07:12 | ダークレジスタンスⅡ