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レゴ&バイオニクルのオリジナルストーリーを書いていきます。


by butanosyashinnx
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第12話 ガリーダのもくろみ

カブ・ヌイの首都、ベクトルシティの政治の中心地にあるグーム宮殿の広い廊下をガリーダが歩いていた。
今、彼の頭の中は晴れ渡るベクトルシティの空とは対照的にどんよりと曇っていた。

約束の期限は刻々と迫って来ていたが、作戦は順調に進んで五つの襲賊は計画通り、全員捕まえた・・・はずであったが。

しかし、一つだけ、作戦どおり捕まらなかった襲賊があったと部下からの報告があった。
たしか、その襲賊の名前はダークレジスタンスと言うらしい。

ガリーダはいらだった。
このままではビュール閣下に顔向けする事が出来ない。
しかし、いらだってもどうにもならない。
奴らを何が何でも捕まえまいといけない。

向こうの方から体格のがっちりしたトーアがやって来た。
国家が誇る特殊部隊、スーパートーアチームの隊長のトーア、クレイムだ。
「お待たせしました、ガリーダ部長。」

「よく来てくれた、クレイム君。今日は君に任務を与える。」

「ありがとうございます。ところで、任務とはなんでしょうか?」

「今回の任務は前回、作戦に失敗し逃げられた襲賊、ダークレジスタンスを私の指示の範囲内で捕らえることだ。」

「分かりました。全力を尽くして任務に取り組みます。」

「結構だ。ダークレジスタンスは情報によるとダルタンの山岳地帯の洞窟の一つに隠れているらしい。それでは頑張りたまえ。」

クレイムは去っていった。
ガリーダは窓のタトを見ながら息をついた。
この計画が成功して良い報告をビュール閣下に言える事を願いながら。

第12話ですたw
第12話 ガリーダのもくろみ_f0101251_2236198.jpg

写真はビュールです。
ではでは~。
by butanosyashinnx | 2006-04-28 22:33 | ダークレジスタンスⅠ