第4話 決断
2006年 03月 29日
では、第4話です。
また写真が入ってない。(汗
なかなかタケさんのストブロみたいに上手くはいかないな・・・。(オイ
あれから1ヶ月の歳月がたった。
この1ヶ月、オレはベトラの家に住ませてもらい、学校にも行っていなかった。
しかし、この1ヶ月でやっとショックがおさまり、現実に目を向ける事が出来た。
そして、現実に目を向けたとき、沸いてきた感情があった。
それは、悲しみでも絶望でもない、怒りだった。
しかし、その怒りを両親を殺した国にぶつける事の出来ないもどかしさに、オレはいらだっていた。
「なあ、どうしたんだ?最近むっつりした顔しか見ないぞ。」
「うるさい!・・・ベトラ。オレにかまわないでくれよ!」
”良いか、ヴォクシム・・・。この箱の中にはお前が困った時に一度だけ助けてくれる物がはいっている・・・”
父の残した言葉が頭をよぎる。
今こそあの箱を開ける時ではないのか・・・。
「なあ、ベトラ。今からあの箱を開けてみないか?」
「そうだな。君がそれで良いならそうしたら良いと思うよ。」
数分後・・・オレとベトラは例の箱を囲むように座っていた。
「なら、開けるぞ。」
「うん。」
オレは箱にかかったロックをはずし、ふたを開けた。
「なんだこれ?ただの石じゃないか。」
箱の中にはベトラが言ったとおり楕円形の石が二つ、並べて入っていた。
しかし、それが何なのかオレには分かっていた。
「ベトラ・・・凄いぞ!これはトーアストーンだ!」
「何!?トーアストーンだって!」
オレの心は高ぶった。
これで国への復讐できる!
世界一の襲賊になって!
「なあ、ベトラ。オレ達、襲賊にならないか?」
「なんだよ、いきなり。それに襲賊なんて僕らには無理さ。君も知ってると思うけどこの国には数え切れないほどの襲賊があるんだぞ!僕らがヒーローと崇めているのはその中でも特に大きくて強い一握りの襲賊だけなんだぞ。」
「いや、オレらだって強くされるさ。この石を使ってトーアになれば!」
「で、でも・・・襲賊になるなんて無理だよ・・・。」
「バカ言え!オレは襲賊になるんだ!襲賊になってオレの両親を殺した国に・・・。」
「分かったよ・・・。君には負けた・・・。僕も君と一緒に襲賊になるよ。」
「よし!それでこそオレの親友、ベトラだ!今日の夜、村の教会にこっそり入って祭壇にトーアストーンをはめ込みに行こう!」
「ところで、僕たちの襲賊はなんて言う名前にするんだ?ヴォクシム。」
「うーん、そうだなぁ。ベトラはどんな名前が良いと思う?」
「ダークレジスタンスなんて言うのはどうかな?」
「ダークレジスタンスか。よし、それで行こう!」
こうしてオレ達は襲賊になっていったが・・・。
第四話でした。
大半がヴォクシムとベトラの会話でした・・・。
本当はタケさんのオリストみたいに加工した写真を入れたいのですが面倒くさくて・・・。(蹴
完走、待っています。
また写真が入ってない。(汗
なかなかタケさんのストブロみたいに上手くはいかないな・・・。(オイ
あれから1ヶ月の歳月がたった。
この1ヶ月、オレはベトラの家に住ませてもらい、学校にも行っていなかった。
しかし、この1ヶ月でやっとショックがおさまり、現実に目を向ける事が出来た。
そして、現実に目を向けたとき、沸いてきた感情があった。
それは、悲しみでも絶望でもない、怒りだった。
しかし、その怒りを両親を殺した国にぶつける事の出来ないもどかしさに、オレはいらだっていた。
「なあ、どうしたんだ?最近むっつりした顔しか見ないぞ。」
「うるさい!・・・ベトラ。オレにかまわないでくれよ!」
”良いか、ヴォクシム・・・。この箱の中にはお前が困った時に一度だけ助けてくれる物がはいっている・・・”
父の残した言葉が頭をよぎる。
今こそあの箱を開ける時ではないのか・・・。
「なあ、ベトラ。今からあの箱を開けてみないか?」
「そうだな。君がそれで良いならそうしたら良いと思うよ。」
数分後・・・オレとベトラは例の箱を囲むように座っていた。
「なら、開けるぞ。」
「うん。」
オレは箱にかかったロックをはずし、ふたを開けた。
「なんだこれ?ただの石じゃないか。」
箱の中にはベトラが言ったとおり楕円形の石が二つ、並べて入っていた。
しかし、それが何なのかオレには分かっていた。
「ベトラ・・・凄いぞ!これはトーアストーンだ!」
「何!?トーアストーンだって!」
オレの心は高ぶった。
これで国への復讐できる!
世界一の襲賊になって!
「なあ、ベトラ。オレ達、襲賊にならないか?」
「なんだよ、いきなり。それに襲賊なんて僕らには無理さ。君も知ってると思うけどこの国には数え切れないほどの襲賊があるんだぞ!僕らがヒーローと崇めているのはその中でも特に大きくて強い一握りの襲賊だけなんだぞ。」
「いや、オレらだって強くされるさ。この石を使ってトーアになれば!」
「で、でも・・・襲賊になるなんて無理だよ・・・。」
「バカ言え!オレは襲賊になるんだ!襲賊になってオレの両親を殺した国に・・・。」
「分かったよ・・・。君には負けた・・・。僕も君と一緒に襲賊になるよ。」
「よし!それでこそオレの親友、ベトラだ!今日の夜、村の教会にこっそり入って祭壇にトーアストーンをはめ込みに行こう!」
「ところで、僕たちの襲賊はなんて言う名前にするんだ?ヴォクシム。」
「うーん、そうだなぁ。ベトラはどんな名前が良いと思う?」
「ダークレジスタンスなんて言うのはどうかな?」
「ダークレジスタンスか。よし、それで行こう!」
こうしてオレ達は襲賊になっていったが・・・。
第四話でした。
大半がヴォクシムとベトラの会話でした・・・。
本当はタケさんのオリストみたいに加工した写真を入れたいのですが面倒くさくて・・・。(蹴
完走、待っています。
by butanosyashinnx
| 2006-03-29 09:08
| ダークレジスタンスⅠ